レザーカービングのギターピックガード♫
ichion の代表作・レザーカービングのピックガード⭐︎
こんにちは、革作家 taQ です◎
今日は作品紹介をします。今回ご紹介するのは今のところ、ichion の代表作と言っていいでしょう。
レザーカービングのギターピックガードです🎸
ピックガードとは??
そもそも、ギターのピックガードとは?、、、って、関心を持ってくださる方の多くは、(ベースを含む)ギターを弾く方でしょうから説明不要かもしれませんが😅、結構ね、
もともとピックガードは、ギターを弾く時に手に持つピックによってギターのボディに傷が付くのを防ぐために貼られているパーツです。多くはプラスティックの板ですね。
誰か忘れたけど、昔、知人が「あー、フカヒレみたいな部分ね💡」って言ってました…😅
アコースティックギターのことを言ってるんでしょうね。。。分からなくもないが、、、。
それで、エレキギターになると、機種によって様々な形のピックガードがあり、もともとの傷を防ぐという役目だけでなく、電気系統のパーツを効率的に取り付けるという意味を持っている機種も多く存在します。
エレキギターの場合は殆どが、ネジでボディに留められてあります。
その形、色、材質はギターのルックスや音に大きく影響します。特に材質は音にも影響しますね。
僕とレザー製ピックガードとの出会い
これはもう、いつだったかなぁ、、、😂
っていうくらい、前後関係が曖昧なんですけど、レザーカービングを始めて間もない頃だったと思います。
いや、先に楽器屋さんで見て、それでレザーカービング始めたような気がしてきた。。。💦
うーん、、、でも、やはり、始めて間もない頃だったと思います。←
複数の楽器屋さんで別の、作家さんとメーカー製のものと、割と立て続けに見て、で、その先輩作家さんに思い切って連絡して色々教えて頂きました。今思えば、全然初心者の僕をよく工房に招いてくださったと思います。
改めて感謝です…😌
僕は中学の頃からギターが好きで、30歳くらいまでの間にいくつかバンドもやって曲も作ってました。
弾くのももちろんですが、フォルムとか、芸術性。
あとは、形が自由であるという(楽器としての性能を保つための制約はありますが)、無限の可能性を感じるような。。。
楽器でありながら、工芸品であり、メカっぽくもある、、、っていうエレキギターの存在が好きで、今でもふと目にするだけでたまらなくワクワクします♪😆😆
だからなんとかしてレザーカービングのピックガードを作りたい‼️
そうして、試作を重ね、試行錯誤し今のスタイルに落ち着きました。
当時は構造とか、革の厚さとか色々やってみたものです。
ピックガードをキャンバスに♫
感覚的にはそんな感じです◎
とても制約のあるキャンバスですが、その中にどんな図案を入れるか、その機種の形や色によってもインスパイアされますね。
僕自身が、個性的な楽器を持って目立ちたい方なので、手間はかかりますが楽しい制作です💓
装飾されたギターというと、トップ全体に彫金が施されたゼマティスや、北欧の方の、木彫が大胆にされたものもよく知られていますが、取り付けるタイプのピックガードなら強烈な個性をお手持ちのギターで比較的手軽に演出できますし、気分で付け替えるなんてことも可能です♫
前述の通り、厳密には音質に影響があるにはあるのでライブ専用機などに是非✨いかがでしょうか。
今後もレザーピックガード作品に関する記事も書いていきます。
それぞれの図案の詳細とか、オーダーのシステムとか追ってご案内させて頂きますのでよろしくお願いします⭐️
本日もお読みくださりありがとうございます♪
‘20.9.9. taQ
関連情報
レザークラフト・レザーカービングSHOP │ ichion
「ichion」では、革工芸作家 taQ-拓- が革彫刻や独自の装飾を施したレザーアート作品を
手彫り・手染め・手縫いで制作しています。普段使いの革小物から、楽器関連のアイテム、古今東西の美術のエッセンスを取り入れたアート装飾など、どれも個性的で存在感ある一生モノです。
オーダー制作も承りますので、お気軽にご相談ください。
屋号 | ichion |
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代表者名 | 池田 拓也 |
info@ichion-by-translucent-heritage.com |