レザーカービングのピックガード・ストラト編

 

 

お疲れ様です😊

革工芸作家 taQ です◎

 

今日は先日に引き続きまして、作品紹介です♪

 

レザーピックガード・ストラトにシェリダン

 

本日ご紹介するのはこちら♫

 

 

オーソドックスなストラトキャスターに、これまた王道の装飾を施したレザーカービングのピックガードです🎸

 

前回のフライングVとは違い、オリジナルスタイルの図案ではなく、こちらはシェリダンスタイルという、レザーカービング界の伝統的な図案です。

その伝統的なスタイルの花や蔓を踏襲しつつ、ピックガードというキャンバスの中に良い形として構成するように心がけています☺️

 

王道シェリダンスタイル

 

レザーカービングに魅せられる人の多くはここが入り口なのではないでしょうか？

僕もそうでした。

 

アメリカ・ワイオミング州シェリダンから発生したスタイルで、狭義に捉えると本場のもののみが名乗れることなのかも知れませんが、実際にはとても広義に捉えられていてたくさんの愛好者がいらっしゃるのだと理解しています😃

それは作る人も、所有する人も、です。

 

作る人は、確立されたスタイルの中にも自身のセンスを入れてブランドとしての個性を出している方が多いと感じますね。それは有名な工房に限らず、本業のご商売となさっていない方にもたくさん感じます😮

上手な方がとても多いのです💦

 

同じ先生に師事した仲間内でも、「あぁ、いかにも誰々さんらしいな」、といったように作品を見ただけで感じられる個性というか、作り手らしさが出てくるものなんですよね。

 

それがまたレザーカービングの魅力であり、こうじゃなきゃいけない、という物はないんだなと思います。

 

 

 

美しきストラトキャスター

 

 

そんな訳で、僕は(↑のような)平面の絵画的作品にもシェリダン風装飾を含めた様々なスタイルを用いるのですが、こちらのピックガードに関してはシンプルに全面的にシェリダンスタイルの唐草模様を押し出した形になっています✨

 

楽器自体が完成された美しさを持っているので、補完し合うイメージっていうんですかね。

 

と言いつつ、僕、昔はストラトって普通すぎてあまり好きじゃなかったです😅

 

 

でもなんだかんだ、機能美が滲み出て来るあの佇まいは惹かれますね。

そしてもうかれこれ70年近く前のデザインになる訳です。アイコンとしても成立してますよね😌

 

お使いのモデルに合わせてお作りします♫

 

レザーピックガードはレギュラーライン的な定番品も準備中ですが、お使いの楽器に合わせた制作も可能です。

詳細はこちらにも書かせて頂きました◎

 

まだまだ作ったことのない形や装飾スタイルがあるので、制作を通して様々な発見、そしてかっこいい表現ができればと思っています😄

 

 

それでは、本日もお読み頂きありがとうございます♪

 

‘20.9.23. taQ