レザークラフト・レザーカービングSHOP │ ichion 「ichion」では、革工芸作家 taQ-拓- が革彫刻や独自の装飾を施したレザーアート作品を手彫り・手染め・手縫いで制作しています。普段使いの革小物から、楽器関連のアイテム、古今東西の美術のエッセンスを取り入れたアート装飾など、どれも個性的で存在感ある一生モノです。オーダー制作も承りますので、お気軽にご相談ください。

10年

10年

 

お疲れ様です◎

ichionの革作家 taQ です♪

 

2021年3月11日、東日本大震災から10年が経ちました。

 

 

東日本大震災当日

 

当時、僕は銀座の飲食店で働いていて14時46分を迎えました。

 

しばらく指示通り職場で待機したのち、徒歩で西新宿の実家まで帰りました。

混乱の中、ゾロゾロと歩く人々に混ざり5時間半くらいかかったと記憶しています。

 

帰宅後は余計な電気を消し、ネットのテレビで惨状を知っていくことになります。

 

 

次の日は普通に営業したんだったか、忘れてしまいましたが、しばらくの間は時短営業でした。

 

無理矢理に通常に戻そうとしていく都心と、報道で知る被災地との温度差のようなものに対して違和感が鬱積していき、無力感に支配されてしまっていました。

 

 

美術を学んできたことを生かせていないことにモヤモヤし、アートやものづくりを見て回っていた時期

 

震災前から、学生時代に美術を学んできたことを何も生かせていないことにモヤモヤし、アートやものづくりを仕事にできないものかと様々に見て回って探していた時期でした。

 

 

そのような中で踏ん切りを付け、革の教室に通い始め、当時の仕事を辞めました。

 

 

 

 

なので、毎年この日にはいろいろなことを思います。

 

 

 

 

今日も外出はせずに、14時46分にはラジオに合わせて黙祷をしました。

 

 

 

 

震災当時は、何か人の心を動かせる表現という仕事を、と思い一歩を踏み出した訳なので、

 

 

 

今日も、何か作品でこの10年という節目を表現したい、とも考えたのですが、

 

 

パフォーマンスで終始してしまってはいけない、

 

 

都心であの瞬間を迎えた僕にリアルな表現はできない、

 

 

などと思い、軽はずみな行動は慎みました。。。

 

 

これからも、あの時期に出会い、始めた革を中心とした制作を

 

10年に関する作品は作れませんでしたが、

 

これからも、あの時期に出会い、始めた革を中心とした制作を続けていくことは変わりません。

 

縁起物をモチーフとするなど、所有する人の気持ちが上向きになっていくような、一点ものをこれからも作り続けていきます。

 

 

あれから10年経ち、僕の作家活動も新たなフェーズに入ったと感じた1日でした。

 

 

 

本日もお読みくださりありがとうございます♪

’21.3.11. taQ

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屋号 ichion
代表者名 池田 拓也
E-mail info@ichion-by-translucent-heritage.com

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