プラモ的発想で試作🛠
プラモ的発想で試作🛠
お疲れ様です◎
ichionの革作家 taQ です♪
今日はあるオーダーの試作をしていました。
依頼者のイメージにいかに近付けるか?
こちらは依頼者の方がイメージ画を描いてきてくださっていて、
それを実際にどう作るか?で、ちょっと試行錯誤が続いていた案件です🤔
ある物のケースなのですが、入れる物の厚みというか形状が少し特殊なので、
ホールド力をきっちりと持たせながら、いかにデザイン画に近付けるか??、で、結構悩んでいました。
工作用紙で起こした後、何種類かの革で試していくうちに、
構造が閃いて来て何とか形にできそうです😆💡
こちらは、最後、ある程度トンネルを抜けてから詰めの調整をしている時の3段階。
手前の3つのパーツはぱっと見はそんなに変わらないですが実は結構構造が変わっているのです。
この小さなパーツの集合で形になるのですが、ちょっとした違いで機能&見た目に差が出るので、
いつになく試作を繰り返しました🧵
プラモ的感覚で小さなパーツを集合させています
この一つ一つの中にも更に小さなパーツが組み合わさっています😮
これをやっていて気付きましたが、僕はどこか工作とかプラモ的な感覚で対処してきたのだな、、、と。
それは今までも割とそうです✌️
レザーの仕立ての基礎は習ったものの、縫製の現場でがっつり仕事してきたとかの経験はないので、
こうしたアプローチになるのかなぁと。
それも含めて、何か個性、ブランディングにつながると思います👍
あえて工作やプラモに手は出さずに革に向かう😅
例えばレジンや、鉄道模型、レゴ、彫金、ギター作りなどの
広義の工作やプラモも好き、というかかなり興味はあるので、
そういう作例を売り場や何かの展示で見たり、過程の動画を見るのもとても好きですが、
あえて手を出さないようにしています😑
子供の頃から凝り性で、まして大人になってそれをやり出したらキリがなくなるのは
目に見えているので、、、😇
なので、そんな作りたい願望を革の方に向けている感じです🤔
特に未経験のアイテムとなると考える時間はとてもかかりますが、
こうして山を越えると充実した気持ちになります◎
あとは、喜んで頂ける形に作り上げていくだけ✨
さあ、この少し特殊なパーツが何になるのかはまた後日紹介致します☺️
本日もお読みくださりありがとうございます♪
’21.5.23. taQ
関連情報
レザークラフト・レザーカービングSHOP │ ichion
「ichion」では、革工芸作家 taQ-拓- が革彫刻や独自の装飾を施したレザーアート作品を
手彫り・手染め・手縫いで制作しています。普段使いの革小物から、楽器関連のアイテム、古今東西の美術のエッセンスを取り入れたアート装飾など、どれも個性的で存在感ある一生モノです。
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