AQUA World 展始まりました!
AQUA World 展始まりました!
おはこんばんちわ◎
ichionの革作家 taQ です♪
AQUA World 展始まりました!
今回はいつにも増して、作家さん達が多く集まっていて、久しぶりの方々や初めましての方々と、限られた時間ではありましたが交流することができました。
そして、作品群も、
展示のテーマを要約すると「海や水辺、そしてそこにいる生き物たちの様々な姿」といった感じなので、
作風や技法はそれぞれの作家で多岐に渡っていても統一した世界観が作られていて、
そして作家の多さに加え、全体に小品が多いことも手伝い、
とても楽しく賑やかなギャラリー内となっていました♬
出展作品紹介
その中にあって、僕は今回モノトーンの作品だったので地味目ではありましたが、、、😅
以前から取り組みたいと思っていたテーマとたまたま合致した展示だったので、内容はすぐに決まりました😄
以下、キャプションより。
「的漁しか -matryoshka-」
M3×2 牛革 (2021年)¥100000
牛革に刻印で装飾を施す「レザーカービング」という技法をメインに平面作品や革小物を制作していますが、この作品では電熱ペンによる点描を取り入れています。
今作は、食物連鎖と食品ロス問題にフォーカスした僕なりの食育でありSDGsです。
イワシの当たり年には、それらを捕食するブリにも脂が乗ってきます。
普段あまり目にしない海面の下ではそうした様々な連鎖が営まれ、人間はその恩恵に預かっています。そして、文明を操り実質的に捕食される危険性がほぼ無い人間は、食物連鎖の頂点に位置していると言えるでしょう。
命を頂いている事への感謝を忘れずに、環境を守る責任が人間にはあります。
太古の昔から、「狙いを定め」(的)、狩り・採集・農耕そして製造に至るまで「何かしらの命を頂く」(漁)こと「だけで」(しか)人類は生命の維持を叶えて来たと言う意味を、「連鎖」を想起させる単語(マトリョーシカ)に重ねタイトルとしました。
パイログラフィの王道、点描と今後の展開
ただ、技法的には迷った部分もあって、半立体のような造形アプローチやステッチを取り入れるか?など、いろいろ考えましたが、今回はシンプルなバーニングにしました🔥
それも、今まであまりやって来なかった、バーニングの王道、点描です👑
バーニング、、、パイログラフィとも呼ばれ、世界中に制作者がいますね◎
インスタでもかなり見かけます😮
正直、王道すぎて避けてた部分がありましたが、点描が作り出す質感はやはり魅力ですね💦
今後も繰り返し取り組みたいテーマなので、点描を活かしつつカービングや別の技法も組み合わせられないか、模索して次に繋げていきたいです✌️
本日もお読みくださりありがとうございます♪
’21.7.12. taQ
関連情報
レザークラフト・レザーカービングSHOP │ ichion
「ichion」では、革工芸作家 taQ-拓- が革彫刻や独自の装飾を施したレザーアート作品を
手彫り・手染め・手縫いで制作しています。普段使いの革小物から、楽器関連のアイテム、古今東西の美術のエッセンスを取り入れたアート装飾など、どれも個性的で存在感ある一生モノです。
オーダー制作も承りますので、お気軽にご相談ください。
屋号 | ichion |
---|---|
代表者名 | 池田 拓也 |
info@ichion-by-translucent-heritage.com |