今年も「かまぼこ板美術展」に参加しました☺️
今年も「かまぼこ板美術展」に参加しました☺️
おはこんばんちわ◎
ichionの革作家 taQ です♪
安岡蒲鉾さんという、愛媛の練り物メーカーさんの開催する、「かまぼこ板美術展2021」にて一般の部優秀賞をいただきました😌
初回から3年連続の参加です♪
こちらには3年連続で出品しているのですが、調べたら開催も3回目ということで、全て参加していることになります。
そもそもは、新宿の百貨店での物産展でこちらの商品を購入した際に、袋の中にかまぼこ板美術展の作品募集の案内が一緒に入っていたことが始まりです😳
そんな面白いことやってる蒲鉾屋さんがあるんだ!、って驚きましたね、最初は😮
それで、ちょうど一昨年くらいは僕も、レザーカービングによる平面作品にどんどん向かって行っていた時期で様々な公募展やグループ展などに出そうと動いていたので、「かまぼこ板美術展」にも出してみることにしたのです♫
幸いというか、以前から電熱ペンによる焼き絵を頻繁に革に描いていたので、支持体がかまぼこ板でも取り組みやすかったです✌️
個人的には、板に描く意味を前面に出したくて、焼き絵を選んでいます。
なので今のところ、3回とも色も付けず、ナチュラルなかまぼこ板の色味そのままに、そして木目も絵柄に対して一番活かせる向きで板を使う様にしています◎
「的漁しか -matryoshka-」と「めぐる いのち」🐟
今回、出品した作品はこちら、
「めぐる いのち」です。
7月の「AQUA world 展」に出品した
「的漁しか -matryoshka-」のリメイクというか、セルフカバーというか。。。
実は、順番的には、「AQUA world 展」の構想が固まる前に「かまぼこ板美術展」の案内も頂いていたので、同時に考えをまとめて行った感じです
前々から、ぼんやりと取り組みたいと思っていたテーマに、「AQUA world 展」のテーマが合致して、構図的にも「かまぼこ板美術展」にも合いそうだと思って進んで行きました。
初回に出して分かったのですが、「かまぼこ板美術展」は一般の部は様々なアプローチの作品が集まってはいるものの、子供の部を含めた全体の量で言えば、大半は愛媛の地元の子供達の作品が楽しげに賑やかに並んでいる展示なのです😄
そんな中で、僕がここのところ取り組んでいる、食育やSDGsを絡めたメッセージを込めた作品にまとめられたらなぁと思い進めていきました。
そのような訳で、「的漁しか -matryoshka-」にあったレタリング部分をトリミングしたり、それに伴い改題したりもしました。
ただ基本的には、前述の通りもともと同時に発想した作品なので構図が大幅に変わったりはしていません。
遠く離れた愛媛の子供達の心が少しでも動くような何かを届けられていたら嬉しいな、、、☺️
初回の時はかまぼこ板からレザーカービングへ
一昨年、初回の時は今回の逆で、この「かまぼこ板美術展」の作品を後にレザーカービングのレリーフに発展させました。
魚をモチーフにした言葉遊びを先に知ってレザーカービング用にエスキースをしていましたが、
そこから転じて、様々な加工方法によって魚は美味しく姿を変えているという意味で
「おさかなは変幻自在」を制作をしました。
その後、手応えを感じたのでサイズをかまぼこ板からはかなり大きくして、
「ghoti -tenshiki reason-」という作品としました✌️
2回目は食育やSDGsの表現の始まりに
昨年は、世界的に和食が注目されている中で、すり身が健康食品として広く重宝されているということを知り、それをモチーフとしました。
いくつかのネット記事によると、「surimi」として普通にパックされたすり身が売られている国もあれば、「surimi」=カニカマという国もあるそうで、いずれにしても低脂質で良質なタンパク源として愛用者は多いようですね😮
そんな訳で
「SURIMI -japan proud-」。
こちらは前年の流れも汲みつつ、今やっている食育やSDGsの要素を入れようとした最初期の作品ということで、まだ荒削りですけどね😅
アート表現で食育やSDGsを考えるきっかけを発信できれば、、、。
木とも革とも親和性の良い焼き絵。
今後も、独自のやり方でレザーカービングと組み合わせて制作していくつもりです✨
さてそして、受賞の記念に届く練り物各種が本当に美味しいのです😆
様々に新しいタイプの商品も開発なさっているようで、種類も豊富で毎日楽しみです✨
作って届けてくださる安岡蒲鉾さんを始め、漁業の方や流通に携わる方、海の環境を守って下さっている方、そして何よりお魚の命にも感謝です。
僕はこれからも、制作を通してアート表現でそうした食育やSDGsを考えるきっかけを発信をしていきたいですし、そのために勉強したり、技術と感性を磨いていかなくてはと感じています😌
本日もお読みくださりありがとうございます♪
’21.9.7. taQ
関連情報
レザークラフト・レザーカービングSHOP │ ichion
「ichion」では、革工芸作家 taQ-拓- が革彫刻や独自の装飾を施したレザーアート作品を
手彫り・手染め・手縫いで制作しています。普段使いの革小物から、楽器関連のアイテム、古今東西の美術のエッセンスを取り入れたアート装飾など、どれも個性的で存在感ある一生モノです。
オーダー制作も承りますので、お気軽にご相談ください。
屋号 | ichion |
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代表者名 | 池田 拓也 |
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